名古屋〜沖縄〜札幌 出張ミニレポ

2週続けて出張に行き、しかもその翌週は遅めの夏休みをとったので計3週間ほど職場を空けるという暴挙に出たため、久々に出勤した昨日は職場の最寄り駅で見事に道に迷いました。まぁそれはさておき。

名古屋

  • 一番のお目当ての発表が直前にキャンセルされたことを発表の前日に知ってショックを受けるも、代わりにやってきた友人と久々に再開できたので多少浮上。
  • 今の研究に表現論が使えそうなので久々に表現論関係の集会へ行きましたが、やはり数年経つといろいろ研究が進展しますね。最新の研究動向が把握できてよかったです。
  • 宿はかなり居心地がよかったのですが、場所が歓楽街すぎてうかつに周囲を歩けないとか、到着日の夕食を食べる場所がろくにないのが難点でした。で、初日に已む無く入った居酒屋の女将に言われた「機会があったらまたお越しください」という社交辞令を忠実に実行して三日後にまたその店を訪れたというのはまた別の話。
  • 休み時間には某稚内の数学者氏などといろいろ議論していたのですが、やはり数学者との議論は心が和みますね。「この集合に入っている演算を取り替えてみたらいいんじゃないか」とか考えるのは数学の人ぐらいのものですよね。

沖縄

  • 組合せ論サマースクール2008(COS 2008)。スタッフだったわりにあまり働いていなかったので、代わりに座長を多めにやりました。
    • そのセッションの一つで、stable marriage modelが云々という発表があったのですが、思い入れのある単語ということで発表タイトル紹介のときに「marriage」の部分だけ気合入れて発音してしまったという不自然な行動に後から気がついてみたり。
  • 懇親会は野外でバーベキュー。左手の得物で鉄板上の肉や野菜の面倒を見つつ右手の得物で焼いたものを食べるという修行の成果を披露。
  • で、懇親会後にオープンプロブレムセッションという挑戦的なプログラム構成だったのですが、これがまた色々あったというか、酒が入っていてこの程度だったらまぁ御の字と見るべきか。
    • オープンな雰囲気、かつ色々な意味で問題(プロブレム)たっぷりなセッション。
  • まぁそんなこんなで盛況でした。研究面でも、違った分野の人同士が発表にコメントしたり休み時間に議論する姿が数多く見受けられたりで、「いろんな分野の人間をごちゃまぜにして化学反応を起こす」という会のコンセプトはかなり実現できたのではないかと喜んでいます。また来年もやる予定なので興味のある方はぜひ。

札幌

  • こちらはまだちょっと大っぴらにできない内容の出張なので詳細は省きますが、某氏と某氏が魂でコミュニケーションを取っていて周囲(私含む)がついていけてない様子などが印象的でした。
  • よく考えたら、「研究集会」ではなく「研究打ち合わせ」で丸一日費やすって初めての経験ですね。中々よいものでした。
  • それにしても、なぜ札幌に行くといつも最終日の昼食がメキシコ料理になるのだろう。

総評

  • 新しい研究のネタも得られて非常に充実した出張でしたが、事前の予想以上に体力が削られましたね。沖縄で夜の飲み会に行く気力がなくて部屋でまったりしていたり、札幌の居酒屋で素面のくせに眠ってしまったりというのは私自身とても珍しい状態でした。
  • あと、グランパスグッズもかりゆしFCグッズもコンサドーレグッズも何一つ手に入らなかったのが心残りです。グランパス好調なんだから、名古屋駅の地下街でぐらい何か売っててくださいよ。