織田信成選手がエキシビションで国内公式イベントに復帰

原付の酒気帯び運転で検挙されたのが昨年7月とのことですので、まだ1年経ってないんですね。もっと経っている気がしていました。


スケート連盟の決めた謹慎期間よりも長い間試合出場を自粛した(特に、世界選手権の代表選考も兼ねた全日本選手権を自主的に欠場した)点を考慮してもなお、1年での復帰(もしくは、そもそも復帰するという行為自体)に賛否両論あるのは理解できます。「今のご時世、一般の民間人だったらこうはいかない」というのも確かに事実ではあるでしょう。
個人的には好きな選手なので心情的には復帰は嬉しいのですが、だからといって批判する方々に「厳しすぎる」とか「もう許してあげなよ」という気にはなりません。その辺の価値観や事情は人それぞれですから。


というわけで、今後の織田選手に期待したいことはただ一つ。


とにかく腕を磨いて、「織田信成にしかできない演技」を私達に見せて下さい。
「あのとき織田信成が復帰しなければこの演技は生まれなかった」と、今批判している方々でさえもその価値を認めざるを得なくなるような、伝説として語り継がれる名演技を見せて下さい。
例えば「ボレロ」のように。例えば「カルメン」のように。「ダルタニアン」のように、「トスカ」のように、「仮面の男」のように。*1
それこそが、「一般の民間人だったらこうはいかない」、最高にかっこいい「責任の取り方」だと思います。


ファイト!

*1:例えばSex Bo・・・ゲフンゲフン、いや・・・なんでもない・・・