「Thank you for ...」スライドの有効活用法

「Thank you for...」とだけ書かれたスライドを出しておくことによって伝えたいことは何でしょう.どうしても「Thank you for...」と出したいのならその前のスライドの一番下に1行書けばいいだけです.そうすれば最後のスライドをより長く提示しておくことができますので,その方が最後のスライドの内容をよりうまく伝えられるでしょう.

2008-07-21 - okamoto7の日記

きっとその人はスライド1ページ分の感謝を聴衆に伝えたかったんですよ、という小ネタはさておき。まだスライドの続きがあると勘違いして次へ進むキーを押してスライドを終了させてしまうようなうっかりさんとしては、明確にスライドの最後だとわかる「Thank you for ...」ページにも一定の価値があるものと思います。
とはいえ、「Thank you for ...」だけしか書かないのではスライドがもったいないのも確かですよね。というわけで、参考までに以下に私が実践した「Thank you for ...」スライドの余白の有効活用法を記しておきます。何か他に面白い活用法がありましたら、コメント下さるか、私が聴いている発表のときに実演して下さると喜びます。

  • 所属機関のロゴを大写しにして所属機関を宣伝
  • 自分が実行委員をやっている研究集会を宣伝
  • 海外の国際会議で、あえて「Thank you for ...」の日本語訳を併記して日本文化をアピール
  • 海外の非英語圏での国際会議で、「Thank you for ...」の現地語訳を併記して地元参加者のハートをがっちりキャッチ
  • 日本の某所での集会で、ご当地キャラに余白を歩かせて地元参加者の(中略)、兼、懇親会での話題作り