車椅子少女の話、続編の続編

以前の記事(車椅子少女の中学進学の話 - Marriage Theorem 新居)で話題にしました下市町の車椅子少女の件ですが、時事通信の記事によると町立中学校入学の仮決定が出たようです。

奈良県下市町立中学校への入学を希望していた身体に障害を持つ****さん(12)=同町=と両親が、町教育委員会を相手に、入学を認めるよう求めた訴訟で、奈良地裁(一谷好文裁判長)は26日、同校への入学を義務付ける仮決定を出した。
(中略)
決定によると、校舎には手すり付きトイレが設置されているなど、設備などに不都合はないと指摘。
(中略)
訴状などによると、(中略)下市中への進学を希望したが、同校は施設未整備などを理由に、入学通知を出さず、特別支援学校への進学を要請していた。

女子生徒の中学入学命じる=「障害で拒否」の町に仮決定−奈良地裁

(中略と少女の名前の伏字は引用時。別に少女の実名を出す必要もないと感じたので。)


以前の話によれば少女自身も町立中への進学を望んでいたとのことですので、その希望が叶った(・・・と書いていいんですかね、そういう法的手続きに疎いのでわからないのですが・・・)のはよかったなぁと思います。
ただ、今後彼女が良い中学校生活を送れるかどうかは未知数ですので(設備だけ整っていれば良いってものでもないですし)、無事に済むとよいなぁと願います。