10年ぶりの対局
少し前に、エルデシュ数2をお持ちの会社社長(一意に定まりそうですね・・・)と将棋を指す機会がありました。本気で将棋を指したのは10年位ぶりでしょうか(もっと前かも)。
勝敗はヒミツですが、個人的には10年前に指していたよりも良い将棋が指せたように思えて楽しかったです。特に、盤面全体を満遍なく見るとか、不利になったら逆転の手がかりを残しつつ頑張って守るとか、格好良い捨て駒の筋が見えても先が読めなかったら自重する(笑)といった、10年前にはできなかった心構えが自然とできたのは興味深い体験でした。多分、それだけ年を取ったということなのでしょう。
もっとも、「10年前より良い将棋」に思えた最大の理由は、元々定跡をまともに憶えていなかったため、10年経って忘れてしまうような知識を元々持っていなかったからなんですが。