王者のプライド

私は今回の五輪野球を全く見ていないので星野監督の采配が実際に良かったのか悪かったのかについて語れる状態ではありません。でも、このタイミングで来年行われる第2回WBCの代表監督を星野氏に要請、という話を聞くと、「ああ、つまりWBCも4位でいいって言ってるわけね」と思わざるを得ません。次回の五輪(無いですが、仮にあるとして)、という話ならまだ期間が空くから理解できなくもないですが。
仮にも日本はWBC前回大会のチャンピオンなんですよ。私は「プライド」というものには2種類あると考えていて、自らの向上に有益な助言などを素直に受け入れない類のプライドはなくてもいいと思うんですが、勝利を目指す王者のプライドってやつは持ってたっていいじゃないですか。例えばサッカーのブラジル代表だったら同じような意見が出るだろうか、などと考えると少々寂しい現状に感じられてしまいます。