これが「守りの重圧」というものなのか

「Jリーグ入れ替え戦第2戦、磐田2-1仙台」(13日、ヤマハ
J1・16位の磐田が、J2で3位の仙台に2-1で勝ち、1勝1分けで来季の残留を決めた。
(中略)
2-2の引き分けならJ2降格だった。ピンチを救った日本代表の守護神は、試合終了と同時にピッチに倒れ込んで「泣いた?想像に任せます。味わったことのない重圧の中で、最近2週間は眠れなかった」と、ちょっぴり涙目で喜んだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081214-00000018-dal-socc

(強調、中略は引用時)


!!?


1997ジョホールバル*1、1998トゥールーズ*2、2004重慶*3、2006ニュルンベルク*4、2007ハノイ*5を経験した彼でさえ未体験の重圧だったとは・・・
それだけ「あの磐田がJ2に落ちるなんてとんでもない」という、名門の歴史と誇りを「守る」ための重圧が凄まじいものだったということなのでしょうか。代表経験の豊富な川口選手ではありますが、日本代表は国際的にはまだまだ追う側、挑む側なので、そういう意味での「守り」を意識しなければならない場面は少ないでしょうし。

*1:1998年サッカーW杯フランス大会のアジア第3代表決定戦の開催地。日本は勝てばW杯初出場、負けるとオーストラリアとのプレーオフへ回るという状況。試合は延長後半終了間際のVゴールで日本勝ち

*2:W杯フランス大会、つまり日本にとって初のW杯の初戦、日本対アルゼンチン戦の開催地。試合は健闘及ばず0-1で負け

*3:2004年アジアカップ、準々決勝日本対ヨルダン戦の会場。PK戦で0-2に追い込まれてから川口選手の4連続セーブで大逆転勝ち

*4:2006年W杯ドイツ大会、グループリーグ2戦目の日本対クロアチア戦の会場。初戦を落とし後が無い状況で、川口選手がPKを止めて引き分けに持ち込む

*5:連覇の掛かる2007年アジアカップ、準々決勝オーストラリア戦と準決勝サウジアラビア戦の会場。準々決勝では前年のW杯で敗れたオーストラリアにPK戦の末雪辱、準決勝では劣勢の中2度追いつくも3度勝ち越され敗戦、連覇が絶たれる