日本数学会がサッカー日本代表の本田圭佑選手に特別賞を授与(注:嘘記事です)

サッカー日本代表CSKAモスクワ所属の本田圭佑選手(23)に対し、社団法人日本数学会より特別賞が授与されることが17日、本誌の取材により明らかとなった。授賞理由は「従来は中途半端という印象の強かった三角形という図形に好意的な印象を与え、一般の方々が幾何学図形を目にする機会を大幅に増やしたことにより、社会への数学の普及に貢献した」。

本田選手に対して、以前から主にインターネット上の掲示板などで「本田△」(「ほんださんかっけー」=「本田さん格好良い」の意)という賞賛の表現が用いられていたが、最近は日本代表や所属クラブでの同選手の目覚しい活躍を受け、同様の表現の使用例が増加。さらに日本時間の同日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、CSKAモスクワ対セビージャ戦で同選手が同大会決勝トーナメント日本人選手初となる得点(決勝点)を挙げ、日本人選手初のベスト8進出を果たしたことにより「本田△」や同表現を短縮した「△」との書き込みが爆発的に広がっている。今回の授賞は同選手の歴史的快挙を受けて急遽決定されたとのこと。

現在では、本田選手以外の人を賞賛する際にも「△」が用いられる場面が目立つようになってきた。本誌の取材に対し、日本数学会の坪井俊理事長は「自身の活躍を通じて、数学界のみならず日本社会全体を活気付けてくれている本田選手に当学会として感謝と応援の意を表したかった」との談話を残している。また学習塾大手の日能研からは広報を通じて「若者に人気のスポーツを通じて若者の理系離れ防止に貢献する、素晴らしいニュース。今後は三角形と同様にあまり良い印象をもたれていない四角形についても、「○○氏かっけー」と読めることでイメージ向上に繋がれば」とのコメントが寄せられている。