「数学者に変人が多い」が本当だとするならば、それは

ある人が「変人」であればあるほど、周囲がその人の気持ちや考えについてデフォルトで共感してくれる見込みは薄くなります。
でも、自分の気持ちや考えについて周囲にわかってもらわなければならない。そんなとき、「共感」のような感情的な要素の影響をなるべく受けずに理解を求めるためには、「論理」というのは極めて重要な道具となります。
となれば、「変人」の度合いが強い人ほど「論理」の扱いに習熟するきっかけが多くなるわけで、それだけ「論理」に強くなるのは自然なこととも言えます。


「数学者に変人が多い」ってのが真実かどうか本当のところはわかりませんが、もしそれが本当だとしたら、数学ができるから変人になりやすいんじゃなくて、変人だから数学ができるようになりやすいという面もあるんじゃないかなぁ、などと「想像力」に関する某記事を読んで妄想してみました。